「ステロイド剤」行きます!
妻は数年前まで「クラヴマガ」と言う格闘技をやっていて、その練習で首の筋を傷めた事がある。それまで名前しか知らなかった「ステロイド剤」がぐっとリアルな存在になったのはその時だ。単に効いたという話ではない。うっかり服用中に旅先で酒を飲んで、激しい副作用でエラい事になってしまったのだ。
深夜、隣の妻がうなり始めたと思ったら急にトイレに駆け込んで嘔吐。そのまま朝まで嘔吐嘔吐嘔吐……。翌日の予定は全て取りやめにして昼過ぎまで起き上がる事ができなかった。
それ以来、「効果は大きいけれどちょっと覚悟のいるクスリ」というのが私の「ステロイド剤」に対するイメージだった。で、いざ自分が服用する事になってみたら?
やっぱり用法と用量の厳密さは市販の胃薬の比ではなかった。
今回の服用期間は1週間。一定期間以上服用し続けると効かなくなったり副作用が出たりするらしい。用量は1日2回。全部で12回の服用タイミングを3回に分けて、2日に1錠ずつ量を減らしていく。
副作用としては、炎症を引き起こす場合がある。酒と組み合わさると胃炎を人起こしやすい、……って、そういう説明はちゃんと受けていただろうに、よくもまああんなに酒飲んだもんだ我が妻よ。
8月13日、夕食後から服用開始。
……でもそれだけ。
「闘病」と言うと響きはカッコいいのだが、今回の場合、正しく薬を飲み続ける以外にやる事が無いからすぐに悶々としてくる。あふれる戦意に対してやれる事が少な過ぎて、何だか心のバランスが取れないのである。で、サボっていた筋トレを再開してみたりして泡立つ気持ちを何とか逃がしてやる…… あ、そうだ。
折角だからここで「声帯結節」に良い事良くない事をまとめておきましょう。
- 良くない事 -
断トツに良くないのは「咳」や「咳払い」です。
「咳、咳払い」とは、肺に気圧を掛けながら閉じた「声帯周辺」を急激に開いて激しい空気の流れを作り、喉に入った異物を吐き出そうとする反応なのですが、その激しさゆえ、同時に「声帯」にもダメージを与えてしまうのです。
私の「結節」も、一旦「気管支喘息」の症状で激しい咳が続いたために生じてしまったようです。
でも「風邪」をひいてしまったら自分の意思でエイッと止めるワケにもいきません。そこでクッションになってくれのが「湿りけ」なんだそうです。
- 良い事 -
ですから「湿り気」を与えるのが良いって事になります。 「喉に湿り気」と言ったら?
そう! 「吸入器」です。
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